同じ頃 同じ陶芸のスタジオでろくろを学び始めたお友達と モロッコ料理が食べられるカフェへ。 クスクスを食べるのも何年かぶり。 NYでは 世界各国いろんなごはんがおもしろい! エチオピアにはじまり・・ ウクライナ ハンガリー ギリシャ シチリア ベトナム。 まだまだ 行ききれない。 陶芸へ向かう前のひとときのはずが すっかり おしゃべりに夢中になり これは写真に残そうと思っていた モロッコのおなべを撮りわすれる。 いただこうと思っていた トルココーヒーのことも忘れ ふつーのコーヒーを頼んでいた。。 急げ スタジオへ! 次回は忘れないよ。 トルココーヒー モロッコティー。 Cafe Mogador おなべ タジンなべという名前のこのキュートな形のおなべ。この形が、お水の貴重なモロッコでは役に立つものだそう。少しのお水でも、おなべの中で水分が循環するそう。つまり、モロッコ風無水鍋!タジンというのはお肉の煮込み料理のこと。うつわやおなべの形は、その国の生活に根ざしていたんですね。 トルココーヒー(ターキッシュコーヒー) おいしい!とはじめて思えたコーヒーが前に働いていたところのものだったので、ずーっと前にのんだことのあるトルココーヒーや、サイフォンやネルドリップで淹れたコーヒーなどなど、全く興味が湧かなかったわたし。でも、NYではメニューにときどきトルココーヒーを見かけ、少しばかりコーヒーの歴史にも興味がでてきているこのごろ。 どうしてトルコ料理のお店ではないのにトルココーヒー??これは、そのむかし、コーヒーが世界に伝わっていく歴史と関係があります。1300年ごろから勢力をのばしていったトルコ、1500年ごろにはエジプトまで掌握し、イエメンのコーヒーを一手に治めるほどに。そんなオスマントルコ帝国はドイツ神聖ローマ帝国の首都ウィーンを獲得するために戦争を行い、それを機に1700年ごろには、ウィーンそして全ヨーロッパへとコーヒーは拡がっていたのです。モロッコも以前はオスマントルコ帝国の一部、そんなわけでモロッコにもトルココーヒーっていうわけなのです!なるほどっ。
by coffee66
| 2008-02-13 22:03
| art
|
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